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足湯は心地よいだけじゃない
毎日恐怖を煽られ、落ち着かない日々が続きます。何だかこの国そのものが殺伐としてきました。日々、緊張、不安な状況下で日常を過ごせば、免疫は下がるばかりです。そんな日々だからこそ、リラックスする事が大事です。TVを消して、「足湯」をしてみませんか。こんな時代にぴったりの、家庭で手軽に実行出来る健康法が「足湯」です。足湯をすれば、頭の緊張も和らぎます。「足湯」は、たかが足をお湯で温めるだけの健康法なのですが、これがとても心地良いだけじゃなく、心身ともに良い結果をもたらします。
足湯を勧める理由
私も最初、足湯に半信半疑でした。整体師の妻が、事あるごとに足湯を私に勧めます。冬場の寒い時はもちろん、残業で疲れた時、頭痛を起しかけた時、風邪をひきはじめた時に、足湯を勧めます(勧めるという名の強制です)。
たかが足を温めるだけのどこが良いんだか、、、、。と私は最初思って馬鹿にしていました。ですが続けていくうちに、足湯はただ気持ちが良いだけのものじゃない、と実感を伴ってきたのです。
整体師の妻はこう言います。
まず足湯で足を温めると、足が緩み始めます。足が緩めば次に骨盤が緩みます。骨盤がゆるめば骨盤の動きがスムーズになります。すると骨盤が緩む事で、今度は頭が緩みはじめます。
1日中仕事をしていれば、頭は緊張で硬直していると云います。また寒いさ中に犬の散歩に出掛ければ、やはり全身が、頭がキューッと硬くなります。それは仕方の無い事です。そんな無意識な緊張状態を、手軽に緩める事が出来るのが足湯なのです。「体を緩める」ということは、良い体調を維持するのにとても大事なことだと、妻は力説します。
また、特に病気では無いけれども、なんだか調子が良くない。調子が上がらないと云う時も足湯は良いかも知れません。
足湯のやり方
用意するもの
・足首まで浸かる、たらい、バケツ等 足湯専用バケツがあれば1番良い
・42〜3度の温水
・乾いたタオル(足ふき用)
・差し湯の入ったヤカン等(必要に応じて。無くても可)
用意したバケツ等にお湯を注ぎます。温水は多少熱めの42〜43度程度の湯水が心地よいと思います。湯加減はお好みで設定してみて下さい。くれぐれも熱過ぎないように氣をつけて下さい。湯の量は、足首までしっかり漬かる量を目安にして下さい。
湯に浸かる時間は長くても10分程度で充分です。
まずは両足で6分程浸かります。時間が来たら左右の足を比較して、温まりの悪い方の足だけ、差し湯(くれぐれも熱湯に注意)をして更に2分ほど湯に浸かります。湯からでた足は丁寧に水気をタオルで拭いて下さい。
左右の足の温度差がなければそのまま上がってもいいし、あと数分両足を湯に漬かってみても良いと思います。
湯から出たあと足は、必ずタオルでよく拭いてください。水分が残っていると、逆に冷えてしまいます。そしてすぐに靴下を履いて冷やさないように。冷やさない事はとても大事です。
足湯をしたあとは発汗していますので、忘れずに水を飲んで水分補給してください。
※応用としては、海塩をお湯にいれる。ラベンダーなどのアロマオイルを少し足らすと、リラックス効果が更に高まります。
足湯の3つのメリット
体の循環がよくなる:足湯をして体の一部だけを暖める事が、体の血流を促す事になります。ですから冷え性に最適です。さらにそれだけではなく血の流れがよくなれば、老廃物の排出も促します。デトックス効果も期待出来ます。全身の循環が良くなれば免疫力も上がります。
リラックス効果:足湯をすれば、結果全身が緩む事になるので、頭の緊張も解くことになります。頭の緊張が解ければ、脳もすっきりと休ませる事になります。ですので緊張が解け、とてもリラックスする事になります。
すると上ずっていた氣が下がる事になるので、足湯をしたあとは寝付きもよくなりますよ。これは私の実体験から間違いなく言えます。ただし少なくとも寝る1時間以上前に、足湯するようにして下さい。寝る直前はダメです。
寝付きが良くなる:肩凝り、首の凝りから来る緊張型の頭痛にも効果を発揮します。足湯をすると眠気がしてきます。そういう頭痛の場合、寝てしまえばこっちのものです(私の実体験です)。
足湯の歳に普通の水道水を使えば、どうしても揮発する塩素臭が氣になります。せっかくリラックスしようと足湯をしても、塩素で気持ちが悪くなっては逆効果です。そんな時はビタミンCを小さじ半分程を湯に入れれば、塩素臭が消えますよ。是非お試しを。
参考:気功のひろば
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