農薬散布

アメリカ産小麦は危険な農薬まみれ だからパン、パスタ、菓子、あらゆる小麦製品から農薬が検出される

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環境にまき散らされた農薬と云う名の毒・グリフォサート

このブログではこれまでも、グリフォサート(商品名:ラウンドアップ)農薬の危険性について訴えてきました。メーカーの言う一方的な安全な農薬と云う触れ込みで、今も大量のグリフォサートがホームセンターで山積みになって売られています。

そして無知な爺さんが購入して、「氣の狂った善意」で自分の家の周りどころか、通学路等に生える雑草に散布しています。全く暗澹たる光景です。

リンク:シリアルに除草剤! 毒入シリアルなんか食べたくない!
リンク:国産米は危険 国産米のネオニコチノイド系残留農薬問題

もちろん農家が一番グリフォサートを使用しています。農家の庭先に行くと、あるコケ類だけが生えているのを見かけます。何故かそのコケ類だけはグリフォサートでも枯死しないそうです。そのコケを見かけたら、それはグリフォサート散布の証拠。可能な限り速やかに退去するようにしています。

何処もここも地上はグリフォサートだらけ。だけども、グリフォサートの問題はそれだけじゃありません。私達は食品から日々グリフォサートを取り込んでいるかもしれません。

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小麦絶ち生活を実践してみて

小麦を使わないグルテンフリーパン。古代小麦とライ麦使用。
古代小麦とライ麦で作ったパン

私は以前2ヶ月間、超厳密にグルテンフリー生活を実験してみました。正確に云うならグルテンフリーと云うより、小麦絶ち生活です。日々の生活から、一切の小麦を除去すると云う生活です。

そこで判った事。私達日本人は米が主食だと思っています。ですが実は日本人の主食はもはや小麦です。食べ物に小麦があふれています。朝パンを食べる、お昼にはうどんやパスタ、夜はご飯なんて生活をしていたら、ご飯よりも小麦の方を多く食べている事になるでしょう。

菓子を食べていれば、そのほとんどに小麦が使われています。天ぷらは衣が小麦です。そうやって食材を意識してみると、大抵の人は米よりも、小麦の方を沢山食べている事に気がつくでしょう。

そうです。小麦絶ちをすると言う事は、これまで普通に食べている食品の多くを食べないと云う事です。そんな生活実験をして、当初はその不便さに驚きました。あれも駄目、これも小麦。そして2ヶ月後どうなったか? 食後の消化が非常に良好になりました。体が非常に軽く感じる様になりました。そして体重が随分減り、リバウンドしなくなりました。頭も日々スッキリです。ブレインフォグも起きづらくなりました。グルテンフリーについては、別の機会に詳しくお話ししようと思っています。

当初はそれらの効果は、小麦絶ちの効果だと思っていました。ですが小麦に含まれる残留農薬の事を聞き及ぶにつれて、農薬の害を避ける効果も大きいのではないかと考える様になりました。

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日本で消費される小麦のそのほとんどは北アメリカ産

なぜそう思ったかと云うと、それは小麦の出所です。日本で消費されている小麦の多くは、アメリカやカナダで収穫されたものです。現在小麦は遺伝子組換のモノはありません。ですので栽培(除草)に際してグリフォサートを使うと云う事がありません。なのに、何故そうした小麦からグリフォサートが検出されているか? 

それは収穫作業の工程で、グリフォサートを散布して枯らせると言う事が広く行われています。収穫前の小麦にグリフォサートを散布すると、小麦が枯れて乾燥が進むため、収穫作業が能率化するのです。またグリフォサートの散布で枯らす事から、小麦の成熟度を揃える効果もあるのというのです。収穫直前にグリフォサートを散布するので、小麦に農薬が残留して検出されると云う訳です

もちろん、これはアメリカ産の小麦に限った話ですので、現在日本産の小麦ではこの様な事はされていないはずです。私が地元の農家から聞いた範囲では、グリフォサート散布に因る乾燥は行われていないそうです。今のところは。ですが、国内産小麦の流通量なんてごく僅かです。ですので多くの人が食べている小麦製品は、そうした北アメリカ産の小麦だと思って間違いが無いでしょう。

ンク:国内で販売される小麦製品の約7割からモンサントの除草剤「グリホサート」検出
国内産の小麦からはグリフォサートは検出されないが、アメリカ、カナダ産と表示された商品全てからグリフォサートが検出されたと云うレポートです。

世界のグリフォサート禁止の流れに逆行する日本

農薬メーカー曰く、グリフォサートはとても安全な農薬だとこれまで主張し続けてきました。ところがアメリカでは多くの裁判が起こされ、グリフォサートの製造メーカーに対して賠償命令が次々と出されています。

リンク:モンサントに約2200億円の賠償命令、除草剤の発がん性めぐり3度目の敗訴 米加州

今やグリフォサートの毒性、発ガン性は明らかになりつつあると云うのに、その動きに反しているのが日本政府です。この国では世界中で危険と認められつつある毒薬に対して、残留許容量を大幅に緩和しようとしています。なんと最大400倍も規制値が緩和されるとそうです。厚生労働省は日本人の健康も労働も守りません。環境省は環境を汚染します。まるでジョージ・オーウェルの書いた「1984年」のような世界です。

リンク:日本政府、グリホサートの残留基準値を大幅緩和

農薬以前に小麦には数々の害があるので、小麦製品の消費は減らした方が良いと私は考えます。どうしても食べるのなら、国内産小麦を使ったもの、もしくは有機栽培の小麦を使用した製品を選択する事が、あなたの体を守る事に繋がりると思います。原発事故、農薬による環境汚染、知れば知るほどこの国は毒まみれだと分かります。日々の選択がとても重要だと思います。

リンク:発がん性が指摘され健康被害の訴訟が相次ぐ農薬グリホサートが大手製粉会社3社の小麦粉から検出か。 その毒性と消費者が食の安全を守るためにできることとは?

こんな動画も出ています。農薬問題とは直接関わりが無いですが、農薬を農家に沢山売りつけて儲けないと経営がヤバいと云う事の、間接的証拠なのでは、とオレは考えています。

リンク:JAバンク倒産か?来年の金融危機でヤバい。農林中金、ハイリスクの金融商品、デリバティブ、CLO、CDS、シャドーバンキング

恐ろしいのはグリフォサートだけじゃありません。ネオニコチノイド農薬の問題も、とても恐ろしいと思います。この農薬も地球をむしばんでいます。世界はネオニコチノイドの禁止に動いていると云うのに、やはりこの日本は規制値を緩めようとしています。


ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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