個性派紅茶No.1 静岡県・杉本園の自然栽培紅茶 1

個性派紅茶No.1 静岡県・杉本園の自然栽培紅茶

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杉本園さんの自然栽培紅茶

今回は静岡県島田市の杉本園さんの紅茶を紹介致します。
杉本園さんは島田市の牧ノ原台地のお茶農家さんです。有機栽培は平成5年から取り組んでいます。

今では有機栽培を更に1歩進め、有機肥料も使わない無肥料栽培に移行しています。肥料すら使わない自然栽培ですので、お茶の収量は間違いなく落ちるはずです。その代わりとてもコクのある素晴らしいお茶を生産しています。

お茶は肥料を沢山入れれば、大量にうま味のあるお茶が出来る事が知られています。それがどういうお茶かと云うと、スーパーマーケットで売れれているうま味だけ強い(アミノ酸の味が濃い)、まるで化学調味料を入れたような不味いお茶です。

それと正反対が自然栽培です。収量は落ちるものの、旨みじゃなく、コクのあるお茶ができ上がります。そういうお茶はとろみを感じるようなのどごしで、お茶の余韻が長く続きます。

杉本園さんは2001年から有機JAS認証を取得しており、残留農薬検査に、放射能検査も実施していますので、安心して飲めるお茶です。

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市販のお茶は安心して飲めないものだと云う事をご存知ですか?

現在の日本で小売りされているお茶には、種類を問わずかなりの量の農薬が残留している事が確認されています。残留農薬量は、確かに国の定める基準以下です。ところが日本の残留農薬の基準値と云うものは世界一緩い規制値です。日本の規制値には合格しても、E.Uには輸出できないほどの濃度の農薬で「汚染」されたものです。

当然店頭に並んでいるペットボトルのお茶から、そのような農薬、特に危険なネオニコチノイド系の農薬が何種類も検出されているという調査結果が出ています。

国が云う規制値以下だからと、安全だと思いますか? というより、多くの人はそんな事も知らないで、不味いペットボトル茶を飲んでいると言うわけです。

私がしつこくこのブログで有機栽培、無農薬栽培の茶園を紹介するのは、そういう商品危険性に少しでも多くの人に気がついて欲しいと思っているからです。

杉本園・自然栽培紅茶

杉本園さんの紅茶は3種類あります。「自然栽培紅茶」、「和紅茶」と「ほうじ紅茶」です。今回は「自然栽培紅茶」をいただいて見ました。

自然栽培紅茶の茶葉は、紅富貴です。紅富貴はアッサムに近い茶葉で、カテキンを豊富に含む茶葉として知られています。その紅富貴を有機肥料すら与えない、自然栽培して作られた紅茶が、この杉本園さんの自然栽培茶です。

杉本園の紅茶 茶葉

袋を開封してちょっと驚きました。茶葉の色がとても赤茶色なのです。ほうじ茶の様な濃い色の茶葉もあれば、もっと明るい色の茶葉も混じっています。とても個性的な茶葉の色です。マカイバリ茶のような、緑っぽい茶葉は見慣れていましたが、これほど赤い茶葉は初めてでした。

早速お茶を入れてみます。蒸らし時間はちょっと長めに3分半にしてみました。カップに注ぐと、水色はとても濃い紅色の紅茶になります。そこはかとなく、甘い香りが漂います。

杉本園の紅茶

一口口に含んで、また驚かされるのは、その独特の味わい。まず酸味が感じられます。柑橘類のような酸味ではなく、どちらかというと漬物のような醗酵系の酸味です。阿波晩茶を思わせる酸味ですが、阿波晩茶のようには酸っぱくはありません。ほんのりとした酸味です。

そして次に感じるのは、ほんわかと甘味がやって来て、水がとろりと感じるほどのコクを感じます。

やはり和紅茶ならではの、味のまろやかさ、優しさは杉本園さんの紅茶も同じです。エグミや、渋味が決して強くなく、飲んでほっとする優しい味わいの紅茶です。

これまでに飲んできた和紅茶の中で一番の個性派です。

杉本園の紅茶 パッケージ
杉本園・自然栽培紅茶

杉本園さんの自然栽培紅茶
1袋50g  648円(税込)


その他「和紅茶」(50g648円)は緑茶品種の「さやまかおり」で作られたもの。
「ほうじ紅茶」(50g648円)の茶葉は紅富貴を使用し、焙じてみたもの。

★無農薬茶の杉本園

https://ochafarm.com/

杉本園さんも、1〜5袋まででしたら、ネコポストで発送してくれますので、送料が200円ですみます。遠方にすむお茶好きにとっては、とても有難いです。

もちろん緑茶もお勧めです!


ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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