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無農薬栽培35年の いりえ茶園
今回は福岡県八女市のいりえ茶園の和紅茶を紹介いたします。
いりえ茶園さんは、福岡県と熊本県の県境にある釘山（標高450メートル）の頂上にある茶園です。完全無農薬栽培でお茶作りをして35年の茶園です。
無農薬栽培、有機栽培を始めた当初は、周囲の農家に理解されず、その事がこんな山の頂でお茶畑を作る切っ掛けになったそうです。ここに至るまでに、いろいろと苦労続きだったようで、園主のその努力がこの美味しいお茶を生み出したんだと納得しました。
海外で緑茶ブームだと聞きますが
最近海外で緑茶がブームだと云う話をよく耳にします。さぞや日本の茶園は儲かっているかと云えば、事実は全く逆です。日本のほとんどの茶は、海外、特にEUには輸出できません。それは残留農薬が多すぎるからです。
日本の多くの緑茶は農薬まみれです。スーパーマーケットで売られている茶葉はもちろん、ペットボトルのお茶からも、ネオニコチノイド系農薬を中心に残留農薬が検出されています。
確かに日本の残留農薬基準値は守られているでしょう。ですがその基準値と云うのが、世界一と云っていいほど緩いものなのです。EUでは拒絶されてしまうほどの残留農薬まみれの緑茶です。
日本の茶園が農薬まみれと云う事については、下記の記事を参照してください。ペットボトルのお茶なんかもう飲みたくなくなりますよ。
リンク：おすすめ 安心して飲める有機栽培・和紅茶 鹿児島の知覧農園
いりえ茶園さんはEUに輸出できる安全な生産者
いりえ茶園さんは35年前から完全無農薬栽培を続けてきています。本物の無農薬栽培ですから、もちろんEUに輸出出来る品質の、確実に安全なお茶ばかりです。サイトにも、製品の安全を証明する検査結果を公表しています。ですので安心してサイトから購入できます。
リンク：残留農薬検査、放射能検査の報告書
聞いた話では、国内向けでの商品では農薬をたっぷり使っているのに、EU輸出向けの茶畑だけはEUの基準に沿うように栽培しているなんて云う姑息な農家もあるそうです。
ちゃんとEUの基準に沿った製品を作れるのなら、何故国内向けにも同じ事が出来ないのでしょうか？ 私には理解出来ません。たぶん出来上がった製品を買い叩く、J○がからんでいる話なんだろうと推測します。
いりえ茶園さんの紅茶
さて、いりえ茶園さんの紅茶です。茶葉の原料は緑茶用の茶品種を使用して作られているそうです。特に品種名は明記されていない事から、品種はやぶきたではないかなと推測します。
茶葉は大きめにカットされてい深く良く醗酵されています。濃い茶色の茶葉です。茶袋を開封すると、どことなく甘い香りが漂います。茶葉が大きめな事から、ポットでの蒸らし時間は長めが良いと思います。
一般的に大きな茶葉は、ポットの中で茶葉が開き切り、茶の成分を充分に抽出するのに時間がかかるからです。ですので私は蒸らし時間を5分間で試してみました。
でき上がった紅茶を口に含んでみると、まずほのかに甘みが感じられ、次に緑茶のような渋味が極く軽く感じられます。これは緑茶の品種を使って作られた紅茶だからでしょうか。
口当たりはやはり和紅茶らしく、エグミの少ないあっさりとした紅茶です。インドの紅茶に比べてみれば余韻は少なく、あっけなく去って行くような、そんなさっぱりとした紅茶です。渋味がいつまでも口に残ると云う事がありません。後味がスッキリとしています。
インド茶などの様な、濃い味わいが苦手な人でも楽しめる、日本人の口に合った、飲みやすい紅茶だと私は思います。飲み終えた後に、微かに花の香りの様な余韻が残るのもこの紅茶の良い所です。
ミルクティーにしても悪くはないと思いますが、私はこの紅茶は断然ストレートでいただく方が美味しいと思います。また、デザートにはケーキなど乳製品を使った洋菓子よりも、和菓子のほうが相性が良いと思います。
あとカフェインの量は少ないように感じます。ですので、目覚めに飲むと云うよりも、午後のくつろぎの時間などに飲むのが合うのではないでしょうか。
入江茶園の和紅茶は、美味しく安全なのにも関わらず、とても安価です。
★リーフ・ティー（50g） 700円（税別）
★ティーバッグ（2.5g×12パック） 600円（税別）
※紅茶だけではなく、もちろん緑茶もお勧めできる茶園です。
発送は福岡からですので、私の住む北海道ですと、宅配便の送料がとても高くつきます。ですが、いりえ茶園さんはその点、7袋までの注文でしたら、レターパックで発送してくれますので、送料は360円で済みます。とても有難い対応です。
また、10,800（税込）以上の注文は、送料無料になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ