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大停電時にとても役に立った、エムパワードのソーラーランタン
先日の北海道胆振東部地震の際には、私の住む地域に被害は全くありませんでした。が、その後に続く停電では大きく影響を受けました。丸一日以上の完全停電は初めての経験です。その日電気の無い夜を迎えましたが、もしもの時に備えて購入していた災害グッズがとても役に立ちました。
このLEDランタンには、小さなソーラーパネルとバッテリーがコンパクトに本体に組み込まれています。空気で膨らませるランタンですから、とても軽量(約110g)で置き場所に困りません。クリップ等でどこでも簡単に取り付けられます。使わない時は、空気を抜いておけば、厚さ2cm弱、幅13cm程の大きさなので、机や物入れ等に収納しておけば邪魔になりません。
エムパワードの良いところはバッテリー内蔵ですから、これをそのまま日の当たるところに放置しておけば充電完了。晴れていれば1日、曇りでも2〜3日程で満充電になります。満充電でだいたい8〜12時間ほど連続点灯できます。
今回の大停電の際に、このエムパワードの本領が発揮される時がついに来ました。エムパワードは光が拡散されるので、部屋の何処かに置いておくだけで全体に光が届きます。懐中電灯の様に光が一方向に照されるということがないので、照射方向を向け直すなどの手間がありません。
我が家では今回の地震の際に、食事時はキッチンの天井棚にくくり付け、団らんの時間は部屋の中央にある薪ストーブの天板に乗せて置きました。1個のエムパワーで、薄暗くはありますが、停電期間中、特に不自由する事無く生活することが出来ました。
今回地震では、私の住む地域は揺れはありませんでしたが、震源に近い地域でローソクを使った場合、倒れれば火災を起す心配があります。そんな時にも、このエムパワードなら、安心して使うことが出来ます。バンド状の取っ手も付いていますから、手に嵌めて持ち歩けば、行灯代わりに足下を照せます。ちょっとした外出にも便利です。
今の真ん中にあるストーブの上に置き、部屋全体を照しているところ。このモデルは暖色で、本体ビニールがつや消しなので、目に突き刺さる様なLED特有の光が和らげられています。
私はエムパワードを、とあるサバイバリストのブログで知りました。これは何かの時に役に立つと、値段の安いこともあり珍しく衝動買いしてしまいました。それからは、日中は窓際等に放置して充電させておき、夜の読書灯として活用していました。今回この様な災害が起こり、実際に非常に役に立つことが実証されました。
今回の停電は1日で終りましたが、数日続くとなるとエムパワードの内蔵バッテリーの持ちが心配です。夕方から夜まで使えば、翌日に再び満充電にしなければ、前夜のように長時間使用できないと思います。ですので、災害時に備えるのであれば複数個用意する必要があるでしょう。電池が満充電になる晴天が都合よく続くことはありませんので。
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LEDナイトライトも災害時に役に立ちます
普段は薄暗い階段の上り口の照明用に、LEDハンディライト、ナイトライトを設置しています。このハンディライトは、今回の様な停電時には取り外せば、ちょっとしたピンポイント照明になります。居間はエムパワードで照して、玄関の棚の上にはハンディライトを置いておけば、部屋を出入りする際に特に懐中電灯を持ち歩かないでもすみます。トイレにも一つあれば、人が入る度にセンサーで点灯するので便利ですよ。
この手のライトは安いものなら500円くらいから購入出来ます。このようなライトをいくつか家の中の常夜灯として設置しておけば、いざという時にも役に立ってくれますよ。
乾電池を買うならパナソニックのエネループ
ハンディライトの場合、単3もしくは単4の乾電池が必要になります。その場合選ぶのはやはりエネループが一番でしょう。エネループは多少高価ですが、長期保存した際の自然消耗が少ないので、忘れた頃に使用しようとしたら電池がカラだったという事が有りません。災害時の備蓄をかねて、12〜16本ほど用意しておけば、ハンディライト、ラジオと、いろいろな用途に役に立ちます。
今回の大停電の最中に、スーパー等を覗いてみると乾電池が売り切れていました。災害が起きてからでは、買いたくても買えない事があります。しかも、マンガン電池では長時間使えませんし、長期間の保存にも不向きです。そんな電池ですら売り切れてていました。こんな事態になる前に、エネループを購入しておけば、いざという時に慌てる事が有りません。
LEDの高輝度ヘッドライトも今回の停電時に非常に役に立ちました。作業時には両手が空くのはもちろん、これを室内灯にくくり付ければ照明としても使えます。電池は単3を使用したものでは、連続10時間以上点灯できます。リチウムイオン電池等を使用したモデルもありますが、使い勝手の観点からエネループが使えるものが、災害時には役立つと思います。
マイナーな電池はいざという時に入手しずらいのと、充電できないのは致命的です。明るさは1000ルーメン以上あれば十分です。
災害が起こった時に慌てて何かを用意するのでは無く、普段から使っているものが、災害時にはお役立ちグッズになるものを家に備えておく。そうすればいざという時に慌てて買いに行っても、売り切れていて、途方に暮れる何てことがなくなります。
災害時は落ちつく事が大事
災害に巻き込まれれば、とにかく不安、恐怖、ストレスに見舞われ気持ちも疲れきってしまいます。そんな災害時こそ落ちつく事がとても大事です。そんな災害時にぴったりの気功法があります。これは本当にオススメの方法です。参考にしてください。
リンク:簡単な気功で、心を落ち着ける −世界は変えられないが、自分の心は変えられる
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ