リボベジでベランダ栽培

リボベジで家庭菜園・ベランダ栽培 食料不足に備えて 2022年は始まりの年?

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履いているとより着けているという感覚の、解放感のあるふんどしショーツ。シルク素材はとても身体に優しいです。

リボベジで冬場のベランダ栽培

リボベジのブロッコリー

私の家では冬期間は野菜のベランダ栽培を行っています。北海道の長い冬場を乗り切るのに、やはり野菜の備蓄だけでは追いつきません。スーパマーケットに行けば年中同じような野菜が売っていますが、可能な限りそのようなものは食べたくないと思っています。カット野菜など食料ではありません。そんな事からベランダ栽培です。

現在主に行っているのはいわゆるリボベジで、調理の歳に取り除く野菜の根っこやヘタをプランターに移植して、野菜を再生させて利用するのをメインにしています。

※知らない人のために解説すると、リボベジとはリボーン・ベジタブルの省略語です。調理の歳に捨ててしまう根っこやヘタなどを水に浸けて水耕栽培するものです。我が家ではプランターに移植して再生させています。詳しくは下記のリンクを参照して下さい。
■リンク:リボベジとは

プランターには種から育てている野菜もありますが、なんといっても日の光の弱いこの季節、種からだと植物の生長がとても遅い。それではスプラウトを食べているようなものです。

ところが再生野菜ですと、成長の早さに驚きます。こんな野菜の根っこの切れっ端が、プランターに植えると食べられる葉野菜になるとは! 植物の生命力にはただ驚くばかりです。再生野菜はなんといっても成長力が高い、生産性が高いので、冬のベランダ栽培にうってつけです。

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リボベジにむく野菜

冬になり色々な野菜でリボベジを試してきました。大抵は移植するとすぐに葉を出してどんどん成長します。ところが程よい大きさになるのを待っていると、急速にしぼみ枯れてしまう事もよくありました。

我が家の実験で最高の成果を上げているのがキャベツです。キャベツは葉を取って使って行くと、根っこの部分が棒状に残されて行きます。その部分を切り落として、プランターに移植してみました。

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キャベツの芯です

直径3cm、厚さ3cm程度の円筒形のキャベツの根の部分をプランターに移植してみました。とてもこんなものが再生するとは思えません。ところがこれをプランターに移植すると、数日で横芽が出てきます。しかも3〜4ヶ所も。

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1週間ほどでこんな状態になります

それが日々ぐんぐんと成長し、1週間もすればこの画像の様にしっかりとした葉が茂ってきます。再生したキャベツは葉が巻かないので、適当な大きさに成長したところで収穫します。だいたい2週間ほどで最初の収穫が出来るでしょう。しかも次々と新しい芽が出てきます。

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これは1番大きく成長した再生したキャベツです 1カ月収穫せずに放置していました

沢山の葉が茂ったこのキャベツは、もはやなんの野菜か分らない姿になってしまいました。

キャベツ以外にも色々と実験してみたのですが、他はあまり良い成果を得られていません。

ミツバ

キャベツ以外では、ミツバはお勧め出来る野菜です。次々と根から新しい芽を出すので、12月に仕込んでおけばお雑煮は自家製のミツバで戴けます。

ニンジン

すぐに葉を出し茂り出します。が、その後ヘタ部分が腐って枯れてしまう事がありました。うまく行けば安定して葉が食べられます。あまり大きくしすぎるとエグミが出てくるので、若いうちに食べるのがコツです。

ブロッコリー

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元気だった時のブロッコリー 2カ月ほどの命でした

最初は調子よく葉を茂らせていたのですが、ある程度大きくなったところで枯れてしまいそのまま死んでしまいました。

水菜

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水菜は最初はワシャワシャと芽が出ます

水菜は最初は非常に沢山の芽を出します。数度の収穫をした後、急速に株が弱り腐って溶けてしまいました。

チンゲンサイ

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チンゲンサイはすぐに芽を出しますが、葉の大きさが3cmを越す頃になると黄変して枯れてしまいました。

白菜

芽を出す前に腐って消えてしまいました。

セロリ

ただ枯れてしまいました。そういえばセリ科の植物は移植を嫌う傾向があります.

この2カ月いろいろな野菜を試してみた結果は以上です。最初からプランターではなく、水耕栽培で根を出してから移植したほうが成績が良いかもしれません。色々試してみると楽しいですよ。

これからはっきりしてくる食料不足?

最後にこれから日本を襲うかもしれない食料不足についてちょっと触れて終りにします。

私は以前から米の備蓄を呼びかけてきました。今のところ食料不足が実際に起きてはいませんが、最近なんだか変な動きがずいぶんと目につき出しました。

海では魚が異常に獲れないというのは普通になってきました。地元斜里町のマスの漁獲高は前年の8割減だったという報告を目にしました。サンマがとれないというのは、もう普通の事になってしまいましたね。

その他2021年からいろんな食品の値上げが顕著になってきました。油、醤油といった調味料から菓子にいたるまで食品価格はどんどんと高くなってきます。穀物の国際相場は2021年からずーっと高いままです。

フライドポテトが品切れなんてニューズも流れていましたね。これも無関係とは思えません。

商品の価格はどんどんと高くなるだけならまだ良いほうです。価格高騰の次にやって来るのは、商品の供給途絶です。そのうちスーパーマーケットでは、売るものが無くなり空の棚を目にする事があるかもしれません。

状況はジワジワと悪化して行きます。こんな状況が突然好転するようにはどうも思えません。じわりじわりと品不足が進行し、最悪ある日突然何も買えなくなるなんて事態も想定しておいた方がいいのかもしれません。

そんな事から、庭がある家庭は春から是非家庭菜園を始める事をお勧めします。庭が無い方は、たとて少量であってもベランダで野菜を栽培してみて下さい。自分で作り出す事が最高の手段です。

そしてモノが手に入るうちに、多少でも食品の備蓄をしておくと後々慌てずにすむかもしれません。

以下、これから起こるかもしれない食料不足等について書かれた記事のリンクを張っておきます。特に鹿児島のアスパラ農家さんの動画は必見です。

■リンク:12 Signs that food shortages are already here

■リンク:しょうゆやジャム…値上げ春先以降も 家計への影響懸念

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