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カボチャを食べると大量の種が出ます
寒い冬がやってきましたが、カボチャの美味しい季節にもなりました。秋に収穫したカボチャを大事に食べていると、1月頃にはどんどんと痛みが目立ってきます。なのでペースを上げてどんどん食べています。この時期の我が家の食卓は、毎日がカボチャ晩餐会です。
さて、そのカボチャを割ると、大量の種が出てしまいます。カボチャに限った話しでは無いですが、種は植物の栄養が1番凝縮した部分です。これを食べずに捨ててしまうのはとてももったいない。我が家ではカボチャの種の硬い殻を一生懸命に取り除いておいて、毎日食べています。
カボチャの種にはマグネシウム、亜鉛、そして必須アミノ酸のトリプトファンがとても豊富に含まれています。なのでカボチャの種を食べれば、マグネシウムや亜鉛のちょっとしたサプリメント代わりになります。しかも美味しい。そんな良い事づく目のカボチャの種を食べない手は無いと思います。
マグネシウムの役割
マグネシウムは健康な心臓の働きに役立ちます。
血管の収縮にも深くかかわっているので、高血圧や片頭痛の予防に繋がります。
精神の安定にも役立つ事から、苛々しがちな人はマグネシウムの不足を考えた方が良いかもしれません。更なる詳細は下記リンクをどうぞ。
亜鉛の役割
亜鉛は、男性ホルモンのテストステロンを増やす働きがあると云われています。スポーツ紙等に良く亜鉛サプリメントの宣伝が載っているのはそういう訳です。
その他不足すれば味覚障害が起きる事があり、免疫も低下するなど、男性だけでは無く女性も亜鉛の不足には気をつけた方が良いと思います。
トリプトファンは精神の安定に役立つ
トリプトファンはセレトニンの生成に必須の物質です。セレトニンの不足と、鬱な気分は関連しています。セレトニンの分泌が少ないと、鬱な気分に陥りやすくなるようです。
カボチャは冬によく食べる食物ですが、冬至の頃は日がもっとも短くなり、北海道のように冬の長い地方は冬季鬱なんて言葉も聞かれます。そんな事から冬の間カボチャを食べるなら、種も合せて食べれば、気分も明るくなるのでは無いでしょうか。
この値段だったら、買ったほうが楽かも
種の殻の楽な取り外し方
我が家の場合、まず取り出した種はべたべたしたワタもそのまま、薪ストーブの下に広げて乾かします。あのぬるぬるしたワタは、乾かしてから取り除く方が簡単です。
2日間放置しておけば、殻が乾燥して取り外しやすくなります。しっかりと乾燥させるのが、殻を取りやすくする秘訣です。
カボチャの種の殻は硬いので、取り除くのはかなり面倒な作業です。以前は指でその殻を剥いて、中の種を取り出していました。この方法だと時間はかかるわ、指は痛くなるわ、爪が深爪になるわで、かなりの苦役になります。
市販のカボチャの種は、いったいどうやって取り外しているのだろう? とずっと疑問に思っていました。よくもまあ、あのような安い値段で売れるものだと、感心しています。確かに自分で殻を剥くよりも、買った方が楽です。
カボチャの種はニッパーで取り外すと楽
でもせっかくの種、無駄にはしたく有りません。そこで効率良く、楽にカボチャの種の殻を取り除く方法を試行錯誤しました。その結果、今ではニッパーで硬い殻を取り外しています。これなら楽に殻を取り外せます。爪も痛くなりません。
まず種の片側を上から下までニッパーで切りとります。殻の中の種が横から見える状態になります。次に種に被さっている部分をニッパの刃先でつまみ、そのまま引き剥がします。そうすると殻の片側が取り除かれ、中に入っている種が剥き出しになります。これらなら楽に幾らでも殻を取り外せます。
もし家にニッパーが無いのならば、爪切りでも充分に代用になると思います。私はこのやり方で殻を取り外していますが、もっと楽な方法が無いか、いろいろと試されると良いと思います。
食べれば健康の維持につながり、そして幸せを感じるカボチャの種。捨ててしまっては、もったいない。変なサプリメントに頼るくらいなら、カボチャの種を食べた方が良い! ただ殻を取り外すのが少々面倒です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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