植物油脂

危険な油パーム油 健康を害し、環境を破壊する

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履いているとより着けているという感覚の、解放感のあるふんどしショーツ。シルク素材はとても身体に優しいです。

あらゆる加工食品に使われているパーム油

皆さんはパーム油を知っていますか? パーム油を使った事は有りますか? パーム油を使った食品を食べた事が有りますか? 多くの人はパーム油なんて利用した事が無い、それどころか名前を聞いた事も無い、と答えるのでは無いかと思います。

ところがこのパーム油、知らないだけで私たちは日々食べています。大小問わず多くの食品メーカーはこの油を使って、食品を作っています。コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の棚に並んでいる食品は、パーム油を使っていないものを探す方が難しいくらいです。

そしてこのパーム油、実は危険だし、不健康な油なのです。そんな危険な油を、そうと知らないで日々口にしている事が、一番の危険だと私は思います。多くの人が利用する超メジャーなカップ麺なんかは、パーム油を食べているようなものです。

実際あのメーカーの社長は、そのパーム油を生産しているマレーシアに豪邸を持っています。私はこの目でその豪邸を見ました。たまたま私のマレーシア人の友人は、その社長宅のすぐ近所に家を構えていたのです。彼は、「あの家は日本の日○の社長の家だよ。」と教えてくれました。

何故そんな食品メーカーの社長が、こんな塀付き警備付きの裕福層の暮らす地区に豪邸を構えているのか、当時は理由が分かりませんでした。今は分かります。パーム油です。マレーシアはパーム油の一大産地なのです。

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パーム油の不健康さ、危険さ

パーム油には酸化防止剤BHAが添加されている

そしてパーム油が人体に害を与える一番の理由は、酸化防止剤としてBHAが添加されている事です。なので私はパーム油を毒と呼びます。この油そのものが発ガン物質です、といったら大げさに聞こえますか?。

まずパーム油はインドネシアとマレーシアで生産されています。大量の油ですから、遠方から船便で送る事になり、その際に酸化を防止する為BHA(ブチルヒドロキシアニソール)を添加しています。BHAは食品添加物として認められていますが(なんと嘆かわしい事でしょう)、発ガン性が指摘されている物質です。

BHAについていろいろ調べて見ると、googleではなんとも白黒はっきりしない記事ばかりが検索されてきます。いったい発ガン性が有るのかないのか? はっきりしません。少なくとも車のエンジンオイルに添加するような物質がBHAです。そんなものを食べたい人はいますか? 私は嫌です。

「国が認めている物質だから、氣にしすぎだよ」と言う人はどうぞ氣にせずにどんどんお食べ下さい。

リンク:BHA知っていますか? 食品は酸化しなくてもカラダには悪影響! 発がん性も指摘されるのに、表示義務なし?

BHAはドッグフードの酸化防止剤としても広く使われています。今現在、犬猫にガンが多く発生していることは、犬猫を飼って方ならご存知でしょう。原因は長寿になったからと云う事だそうです。ホリスティック医療の獣医は、ペットにはペットフードではなく、手作り食を与えた方が良いと言う意見を多く目にします。

「BHAと発がん性」をネットで検索すると、「BHAの毒性は心配ない」という検索結果ばかり上位に表示されます。私が子どものころは、ガンになる犬なんて話は聞いた事が無かったですけどねぇ。安全か危険かの判断は、自分の愛するものを守りたいかどうかで判断されると良いと思います。

植物油脂っていったい、何の油なんだろう?

パーム油が入っている菓子の内容表示
植物油脂のみならず、マーガリンまで入っている素晴らしいお菓子

ここまでパーム油を「毒扱い」して書いてきました。だけども実際には加工食品の内容表示ラベルに、パーム油なんてちっとも書いてないじゃないか? という声が聞こえてきそうです。

確かにラベルにはパーム油なんて書いてあるのを、殆ど見た事がありません。ですが、そのかわり「食用植物油脂」とか「植物油脂」という表示を見た事がありませんか? 植物油脂、とだけ見れば、菜種油や、大豆油、その他の油だろうとたいがいの人は思うはずです。

実際に、なたね油は日本で一番使われている植物油です(2013年の統計)。ところが2番目に使われている油がパーム油なのです。そういう油を一まとめに植物油脂として表示されている事から、いったい私たちは一年間にそんな毒をどれだけ食べているか全く判らないと云う訳です。

しかもパーム油は、ショートニングやマーガリンの原料にも使われています。安い粗悪な菓子なんかを常食していれば、パーム油を毎日食べているのと同じ事になります。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアの棚に並んでいる食品を確認してみて下さい。植物油脂、ショートニング、マーガリンだらけです。菓子、パン、即席麺、その他、なんでも植物油脂が使われています。大手メーカーのポテトチップスは、そんな油で揚げたものです。パーム油を直接食べているようなものです。

パーム油が入ってるフィッシュソーセージ
私は大嫌い。まずい魚肉ソーセージにも植物油脂が使われている。

パーム油は食品だけじゃありません。環境に優しいという触れ込みの植物性油脂使用の洗剤も、パーム油が原料です。ちっとも環境に優しく有りません。あれもこれも健康と環境に悪い物だらけ。私たちは今自分たちの生活を根本から問い直さなければならない所に来ていると私は思っています。

洗濯の場合、重曹洗濯や、ベビーマグちゃんを使えば、パーム油を避けることが出来ます。我が家では現在そうしています。それが本当の解決法なのか? ちょっと悩む所ですが。

ベビーマグちゃん3色セット
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25kgの重曹なんか買ったって使い切れないと云う声が聞こえてきそうです。いえいえ、これ1袋で、歯磨き剤として、洗剤として、そして入浴剤としていろいろ活用出来ます。入浴時にカップ2〜3杯の重曹を入れればアルカリ温泉になりお肌ツルツル。浴槽の汚れも落ちますよ。

それにしても、どうしてそんなにもパーム油が使われているのだろうか? 答えは「ただ安いから」それだけです。企業の利潤と、私たちの健康と、東南アジアの動植物の命を交換しているのです。

パーム油の為に、殺されるオランウータン

パーム椰子は、インドネシア、マレーシアで広範囲に栽培されている農作物です。栽培のために、ジャングル、天然林をどんどんと伐採して、パーム椰子の畑にされています。わたしもそうした畑をこの目で見ました。良い儲けになるので、ジャングルをどんどん切り開き、本来の持ち主である野生動物をどんどんと追い出して、パーム椰子の植林を行っています。

パーム椰子植林の際に、多数の動物が追い出しをくらい、傷つけられ、虐殺されています。そんな恐ろしい事が、この油の陰に隠れています。食品企業が利潤を最大にするために、安い油を使う。ゼニゲバ共の、その利益の為だけに、多くの野生動物が犠牲になっている現状を知っていますか? 

私たちがカップ麺を食べる度に(麺はパーム油で揚げられているものです)、オランウータンを始めとした多くの野生動物が、傷つけられ、殺されているのです。その儲けで、マレーシアに豪邸を建てている日本の食品メーカーの社長が居ると云う訳です。あの豪邸の土台は、オランウータンの骨で出来ていると云う訳です。

リンク:棲み処を奪われたオランウータン、パワーショベルに怒りをぶつける

リンク:パーム油のために生息地を燃やされているオランウータン インドネシア

リンク:パーム油農園のショッキングな画像が届きました
母親を失った子供のオランウータン、
保護されたオランウータン、
命を失ったオランウータン、
燃え尽きたジャングルの中をさまようオランウータン

オランウータンが怒って当たり前です! これが私たちが「毒」を毎日食べる事で起こっている事です。パーム油の使用を減らせば、私たちも健康になるし、オランウータンの悲劇も終らせる事が出来ます。パーム油と云う悪を終らせたい。

日常の食生活から、パーム油を少しでも減らしましょう。それがあなたの健康と、罪の無い野生動物を守る事に繋がります。

パーム油の問題については、いくつか下記にリンクを張っておきます。参考にどうぞ。

リンク:パーム油の表示がない!?(植物油脂という表示)
/第2回共同リサーチ:「人と環境に厳しいパームオイルを避ける方法」Vol.2

リンク: 【あなたの食事は大丈夫?】知らずに食べている超〜危険な油!その名はパーム油!!


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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