きゅうりの醤油もろみ漬

醤油の搾りかすで もろみ漬を作る

醤油のもろみを搾ると、搾りかすが沢山できる

以前私は、醤油を自分で醸造させる事の記事を書きました。その時に仕込んだ醤油を先日ようやっと搾りました。1年半も熟成させてしまいました。本当は仕込みから1年程度がちょうど良かったのです。一寸長めの醸造でしたが、変なエグミも出ず、うま味、甘味たっぷりの美味しい醤油を搾ることが出来ました。

醤油を搾れば、もろみの搾りかすが大量に出来上がります。これをただ捨ててはもったいない。これもまた美味しい調味料です。炒め物などに醤油の代わりに入れたり(せっかく搾った醤油が使えない!)、みそ汁の隠し味にと、いろいろ重宝します。

しょうゆもろみ
これは搾る前の醤油のもろみ
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醤油の搾りかすで、きゅうりのもろみ漬を作る

今回はその大量に出来上がった搾りかす(もろみ)で、もろみ漬を作ってみました。都合よくキュウリが畑のビニールハウスで沢山収穫できる時期になりました。大量のもろみと、キュウリ。この2つが揃えば、もろみ漬をつくらない理由がありません。

早速我が女房はキュウリのもろみ漬を仕込みました。作り方はとても簡単です。

キュウリのもろみ漬の作り方

1 キュウリを輪切りにする。
2 何か適当な容器に、輪切りにしたキュウリを入れ、もろみを適当な量混ぜ合わせる。
3 冷蔵庫で1日ほど寝かせる。

以上です。あとは食べるだけ。

醤油の搾りかすで もろみ漬を作る 1
ガラスの器で仕込んですぐの様子
きゅうりの醤油もろみ漬
1日漬けて完成

もちろん混ぜ合わせてすぐにも食べられます。キュウリにもろみを混ぜてすぐに食べれば、「もろきゅう」です。千葉出身の女房は夏におやつ代わりによく食べたと懐かしがっていました。

1日置けば、もろみの美味みと、キュウリの美味みが入り交じって、よりコクのある美味しい浅漬けになります。

もろみ漬といっても味噌ではなく、醤油の搾りかすですので、香ばしい風味のもろみ漬になります。この時期のご飯のおかずに最高です。

そんな訳で、自分で醤油を醸造させれば、醤油だけではなく、もろみをつかった別の楽しみも味わうことが出来ます。

醤油の醸造、是非お試しください。

キュウリの効能について

醤油の搾りかすで もろみ漬を作る 2

もろみ漬のついでにキュウリの効能について一寸書き足してみます。よく聞くのが、「キュウリなんて水分ばかりで、食べたって何の栄養にもならないだろ?」という言葉。確かにギネスブックにも世界一栄養価の少ない野菜と認定されているそうです。

そんなキュウリにも素晴らしい効能があります。まずはキュウリに含まれる栄養素です。

  • ビタミンA(βカロチン)
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • カリウム
  • マグネシウム

キュウリは意外と栄養豊富です。

では、キュウリに期待される効能ですが、これが意外なくらいに多くて驚きます。

  • 坑炎症作用 胸やけ、日焼けにも役立つとか
  • 血圧の安定 カリウムが多く含まれるため血圧の安定に寄与するといわれています
  • コレステロールを下げる効果 キュウリに含まれるペクチンの作用だそうです
  • 血糖値を下げる
  • 消化の促進と体重の減少
  • 脳の健康維持
  • 関節痛を和らげる
  • 水分補給
  • 口臭予防
  • 肌の健康維持
  • 爪の健康に保つ
  • 目の周りの小じわを減らす
  • 抗がん作用 キュウリの苦みの素にはがんの予防効果があるといわれている物質が含まれています

等々、キュウリにはいろんな効能があるといわれています。こうした効能があるからといって、キュウリばかり食べるのは愚か者ですが、栄養価のない野菜と馬鹿にできませんね。

なんといってもキュウリは冷やす野菜ですから、夏の暑い盛りに食べるのが最適です。スーパーマーケットでは冬でもキュウリが売っていますが、そんな時期に食べるではありませんね。なんせ「冷やす」食べ物ですから。季節の野菜を食べましょう。

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参照記事リンク:10 Reasons You Should Eat Cucumber

参照記事リンク:15 Health Benefits of Cucumber

参照記事リンク:きゅうりの栄養と効能!実はこんなにスゴイはたらきが!


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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