チコリ 花びらふんどしショーツ
履いているとより着けているという感覚の、解放感のあるふんどしショーツ。シルク素材はとても身体に優しいです。
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ミネラル不足−原因不明の体調不良の原因かも
この記事は私の意見であり、世間の見解とは異なる事を最初にお断りしておきます。
連日の猛暑が続きます。ニューズを見れば、熱中症で今日は何人倒れたなんていう報道が普通の事になっています。確かにこの猛暑なら倒れてもおかしくはありませんが、熱中症で倒れる人の数が多すぎじゃないかと云う氣がします。今年の春から、25度程度の気温で、熱中症で倒れたなんて言う報道も見かけました。バタバタと倒れる多くの人。本当に猛暑だけがその原因なのでしょうか?
この熱中症で倒れている人達の本当の原因は、熱さではなく、栄養の欠乏による体力の弱体化ではないかと私は疑っています。というのも、現在私たちが食べている食事は、栄養のない、まるで抜け殻のような食品ばかりだからです。特にコンビニやスーパーの調理済み食品・半製品、もちろん外食を食事のメインにしている人達は、基本的に栄養不足、栄養失調に陥っている可能性が高いと考えています。
日々栄養失調状態の弱った体にこの暑さが襲いかかれば、容易に倒れてしまってもおかしくありません。何しろ栄養不足で体に全く余裕が無いんですから。さらに暑ければ汗をかきます。するともともと乏しい体内のミネラル成分がどんどん抜けていってしまいます。
日本は今、飢餓の時代に入ってしまったのかもしれません。カロリーばかり足りた飢餓の時代に。
主要ミネラルが欠乏している、今日の食事
代官山のケーキ・フランス菓子のお店イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの弓田亨さんは20年近く前から、日本の食材の危機を訴えています。農薬漬、化学肥料漬で疲弊した土地から採れた農産物には、栄養、ミネラルが欠乏していると。見た目は立派でも、食物が本来持っていた栄養素が全く欠けていると弓田さんは訴えています。
そんな栄養・ミネラルの無いものを食べている人間は必ずおかしくなってしまう。今の病気の原因はこうしたミネラルの欠乏から起きていると、弓田さんは主張しています。
また野菜だけではなく、食肉も同様に(家畜に食べさせている飼料が貧相であれば、まともな肉になりません。人間と同じです)、昔私たちの親世代が食べていたものに比べると、ミネラルが遥かに少なくなっているようです。
食品成分表に従えば、計算上は足りているはずのミネラルですが、今の食材には成分表が云うほどのミネラルは含まれていないのです。だからカロリーは足りてもミネラル不足・栄養不足になってしまいます。このあたりの詳細は、食と暮らしの安全基金のサイトに詳しく出ていますので、下記をごらんください。
★必読! 食と暮らしの安全基金の記事
「実測で実証した現代の食事はミネラル不足」
ミネラル検査|現代の食事はミネラル不足
日本の食事の現状。実測で実証した 現代の食事はミネラル不足。
私たちが食べているのは食材の「抜け殻」
現在スーパーマーケット、コンビニ等で売られている弁当がどんな材料でできているかご存知ですか? タ○タ監修の弁当等と健康を売りにした商品なども目にします。ところがそこで使われている食材が、もう食品とは言えない「食品の抜け殻」だとしたら…..。
現在調理の簡便化、合理化で、外食、コンビニ食には既に有る程度調理された食材が多く使われています。野菜を例にすれば、それらの食材の多くは、何度もキレイに洗浄され、切られた後さらに水に長時間さらされてからパック詰めされるそうです。
煮物野菜なら、この後煮る作業が入りますが、その際の煮汁は捨てられます。何度も洗浄され、その度に栄養素が抜け、さらにカットされ水にさらされます。すると、どんどんと野菜の成分(ミネラル分)は水に溶け出して行ってしまいます。大事なミネラル成分は、殆どが水に抜けて行ってしまいます。
最終的に私たちが食べているそういう食品産業の製品は、栄養も何もない抜け殻の食品と云うわけです。栄養も何もない抜け殻じゃ味もうま味も有りません。それをごまかす為に、化学調味料で味付けをしてごまかしているわけです。
具体的にそんな食材から、どのような栄養素が抜けてしまっているかと云うと、カリウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、カルシウム等と云った、体に必須の微量な成分です。足りているのはナトリウムぐらい。
これらのミネラルは、不足すれば心身の健康に多大な影響を及ぼします。計算上では足りているこれらのミネラルですが、食と暮らしの安全基金の調査では、コンビニなどで売っている弁当を計った所、恐ろしいくらいに欠乏している事が明らかになっています。毎日食べ続ければ、多数の人が病人になってしまうレベルなのです。1〜2割の不足どころではなく、7〜8割の不足なのです。
加工したものを食べない分、まだ家畜の方がマシなものを食べていると言えるかもしれません。なにせ人間は食品の抜け殻を毎日たべているのですから。
現代の食事はなんでも便利、清潔、見た目を重視しすぎです。その結果が、日本中病気予備軍だらけです。それどころか、身の回りで急死がとても増えていると感じませんか?
食品に含まれるミネラルを、少しでも無駄にしないために
そんな飢餓状態の日本で生き抜くには、食材に含まれるミネラルを少しも無駄に出来ません。上記の本で弓田さんは訴えます。
- 米を洗う時は軽く洗うだけに留める。洗わなくたって構わない。
- 切った野菜は水にさらさない。水にさらすと大切なミネラルが水に抜けてしまう。
- 食用油は精製度の低い物をつかう(例:エキストラバージン・オリーブオイル。絞っただけの大豆や、ごま油等)。サラダ油はただのカロリーの塊で、ミネラルは何もない。
- 塩は海塩、もしくは岩塩など、精製していないものを使う。・煮物などの時に、アクは取りさらない。アクにこそ大切な栄養・ミネラルが含まれている。(そもそもミネラルが少ない今の食材から、アクなんか殆ど出てこない。取ろうとするだけ無駄)
- 豆腐、コンニャクが漬かっている水は捨ててはいけない。その水にも栄養が溶け込んでいるので、煮汁に、みそ汁に使って、少しの栄養素も無駄にしてはいけない。
- ニンジンゴボウなどの皮はむかずに料理する。皮にも貴重な栄養素が含まれている。・野菜の下煮はしない。そのまま煮る。
これからの時代、これらの事を知っているか、知らないでいるかで、あなたの健康に将来大きな差として現れてくるでしょう。これは静かな日本の危機です。
最後に弓田さんの言葉を引用してこの記事を終えます。
「ほんとうにに子供たちの健康と幸せを願うのであれば、私達は今、もう一度私たちの料理を見直さなければなければなりません。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ