マカイバリ紅茶 ファーストフラッシュ

マカイバリ茶園から2020年のファーストフラッシュ紅茶が日本に到着

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マカイバリ紅茶の2020年のファーストフラッシュ(春摘み)紅茶がやっと日本に届きました。例年なら4月には日本に到着して発売になっている紅茶です。今年はコロナ騒動のため、ものすごく遅れてしまいました。そして奇跡の紅茶です。

マカイバリ茶園、今年の初摘みは3月23日

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リンク:マカイバリ茶園、2020年度の初摘みは3月23日


マカイバリ茶園の、今年の初摘みは3月23日に行われました。ところが初収穫の3日後にはマカイバリ茶園は3週間の封鎖になってしまいます。いっさいの経済活動が停止されてしまいました。コロナ騒動のため、インド全域がロックダウンされてしまったのです。

マネージャーのサンジャイ・ダスさんの的確な判断がなければ、今回日本に届いたファーストフラッシュすら収穫できないところでした。

奇跡的にロックダウン直前に収穫して、生産された貴重なファーストフラッシュ紅茶です。製茶されたはいいものの、それが日本に届くまでにもまた一難です。

経済活動停止が徐々に緩和され、紅茶が日本に向けてようやっと出荷されたのが4月27日でした。ところが、まずはインドのコルタカ(西ベンガル)でサイクロンの為滞留してしまいます。

そしてやっとシンガポールに届いたのが5月29日になってしまいました。そのシンガポールでも空港は貨物が山積み状態。コロナ騒動の影響です。溜まりに貯まった荷物に対して、貨物機の数が少なく、順番待ちの末やっと6月4日に日本に発送されたと言うことでした。医薬品等が最優先の状態なのでしょうがないですね。

そんな事で、いつもならダージリンから2日で日本に届く紅茶が、今年は1ヶ月半もかかった訳です。

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そんな奇跡の紅茶をいただきました

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2020年マカイバリファーストフラッシュ紅茶シルバーティップスの茶葉

そんな貴重な、ありがたい紅茶を早速いただきました。今回も毎年恒例で、ちょっと贅沢なシルバーティップスを購入しました。こんなご時世です。ちょっとした贅沢で和もうと思います。今の生活に、和みは大事ですよ。

まずは袋を開封すると、あたり一面に広がるやさしい芳香にホッとします。毎度ながら茶葉のよい香りに喜びを感じます。薬草のような草木の青っぽい香りが含まれるのは、ファーストフラッシュならではだと思います。

茶葉はご覧の通りです。ファーストフラッシュは浅く醗酵させるため、緑色が随分残っています。芯の部分はシルバーティップスの名の通り、随分白っぽく見えます。全体的に白っぽいため、従来の紅茶の茶葉のイメージとは随分異なっています。しかもこの茶葉は手もみで作られていますので、ねじれた葉っぱそのままです。

マカイバリ紅茶2020年ファーストフラッシュ
雑草だらけの庭を見ながら至福の一時です

さっそく淹れてみた紅茶ですが、水色はいつもながらの淡いオレンジ色です。透き通るオレンジ色です。ちょっと茶葉の量を間違えてしまったのでは? と勘違いしてしまいそうな薄い色です。

ところが一口口に含むと、そのコクに驚きます。今年のファーストフラッシュはいつもの年にまして、とろみ感がとても強く感じます。南国の花のような芳香が口中に広がります。その香りはいつまでも長く響くように続きます。味わい、余韻の長い紅茶です。

渋み、エグみも少なく、スッキリとした味わい。まさに紅茶のシャンパンにふさわしい、贅沢で華やかな紅茶です。一度このマカイバリの紅茶をいただけば、紅茶に対するイメージがガラリと変わる事と思います。

★日本でいち早くファーストフラッシュやDJ1を購入するにはマカイバリジャパンのネットショップが便利です。下記のリンクを訪問してください。

リンク:マカイバリ日本総代理店マカイバリジャパン

ファーストフラッシュはその年一番の春積み紅茶ですので、生命のエネルギーがたっぷり含まれていると思います。なので、とても力強く、生き生きとした感じを紅茶から感じます。発酵が浅い(カフェインの量が多い)ということもあるのでしょうが、この紅茶を飲むと頭がシャキットと覚める感じがします。

一日の始まり、朝頂くのにこれほどふさわしい紅茶はありません。

何か社会がどんどんと不穏さを増していますが、こんな贅沢をできるのも今のうちなのかもしれません。

新物でなくてもマカイバリの紅茶はとても美味しいですよ。Amazon等でも取り扱っています。


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