ダージリン茶といえばマカイバリ 2018夏摘みセカンドフラッシュ発売開始 1

ダージリン茶といえばマカイバリ 2018夏摘みセカンドフラッシュ発売開始

待ちに待ったダージリンのマカイバリ茶のセカンドフラッシュが発売開始です!

紅茶は収穫時期でかなり味が変わりますが、ダージリン茶はそれがとても顕著です。春のファーストフラッシュは青々しい、正に春の味と香り。特にマカイバリのファーストフラッシュは余り醗酵させず、日本の緑茶いや台湾の青茶かな? を彷彿させる爽やかな味です。

それに対して、夏に収穫されるセカンドフラッシュは、グリーンフライ(ウンカの仲間)に齧られた茶葉が自然醗酵をおこして、それがマスカットのような何とも素晴らしい上品な香りを生みます。紅茶のシャンパンと形容されるとおりの味わい。まさに自然の恵みです。
そして秋の収穫はオータムナルといって、じっくりと大地の滋養を吸収した、落ち着いた重厚な味の紅茶になります。

日本の緑茶は残念な事に、そういう季節ごとの味わいを消費者に伝える事に失敗しました。新茶のみが重視され、あとの2番茶、3番茶はもう価値の無いものとされ、クズ茶扱いになってしまいました。そんな茶葉を混ぜ合わせて作っているので、新茶以外に美味しい茶はスーパーマーケットじゃ買えません。日本茶も季節ごとのうま味を味えたらと私は思っています。

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ダージリンは夏摘み茶の最盛期

・シルバーティップスは、新芽を中心に手摘みして作られた最高級品。(新芽なので葉が銀色ぽく見えるのでシルバー)。

・ヴィンテージ・マスカテルは、一芯ニ葉を中心に手摘みした高級茶葉。

・クラシックは上記よりもグレードのおちる茶畑で一芯ニ葉を中心に手摘みした茶葉です。

さて、そんな訳でダージリン地方は今、夏摘み茶のセカンドフラッシュの最盛期。私の愛するマカイバリ紅茶のセカンドフラッシュも発売開始です。日本では代理店のマカイバリジャパンから、いち早くその季節毎の紅茶を買う事が出来ます。

私は昨日注文したばかりで、2018年のセカンドフラッシュはまだ味わっていません。今年のセカンドフラッシュの味はいったいどんな出来なのかと、今から楽しみで仕方がありません。おじさんはワクワクしています。

マカイバリ茶のセカンドフラッシュといってもいくつか種類があります。シルバーティップス、ヴィンテージ・マスカテル、クラシックの3つです。

正直どれを選べばいいか悩むところですが、初めて飲まれるのでしたら、ヴィンテージをお薦めします。これぞマカイバリ茶の味だと私は思います。比較的安価なクラシックは普段飲みにすると良いと思います。もちろんお金に余裕のある方なら、シルバーティップスをお薦めします。別次元の味と香りを堪能できると思います。今現在、我が家の家計は非常に厳しいので、今年はシルバーティップスは諦めました。

紅茶通販:紅茶専門店マカイバリジャパン有機JAS紅茶

ダージリン・マカイバリ茶園よりオーガニック紅茶を季節ごとに入荷!有機JAS認定ダージリン紅茶農園。

マカイバリ茶セカンドフラッシュの試飲です

ダージリン紅茶 マカイバリ紅茶ヴィンテージマスカテル

早速届いた2018年物のセカンドフラッシュを早速頂いてみました。今回はビンテージグレードです。封を開けるとマカイバリ茶らしい、なにか果物のような心地よい香気がふわっと広がります。

ダージリン紅茶 マカイバリ紅茶ヴィンテージマスカテル 茶葉

茶葉を皿の上に広げてみたところ。ビンテージはカットリーフです。シルバーティップスだとカットされていませんので、蒸らすと茶葉そのままの姿がポットに現われるのが面白いですよ。オータムナルは無理をしてでも、シルバーティップスを買おうと思います。

ダージリン紅茶 マカイバリ紅茶ヴィンテージマスカテルカップに注いだ所

昨年の長引いたダージリン地方のゼネストのあと再開された茶園は、ジャングルのような状態だったそうです。そんな茶園を従業員は一生懸命世話をして、紅茶生産の再開にこぎ着けました。そうした努力のたまものでしょうか、昨年のセカンドフラッシュよりも、より華やかに、マスカットの様な香りがより高まっています。何とも贅沢で、味わい深い香貴な紅茶に仕上がっています。

ダージリン紅茶 マカイバリ紅茶でティータイム

マカイバリ茶園についての説明

マカイバリ茶園では、シュタイナー農法にのっとり、自然との調和を目ざした農園を経営しています。創業は1859年ですから、ダージリン地方で一番古い茶園の1つです。40年前から有機栽培に切り替え、完全無農薬・無化学肥料のみならず、シュタイナーのバイオダイナミック農法を全面的に取り入れた紅茶づくりをしています。有機栽培の基本、土づくりを大事にし、トラやヒョウ、シカなどの野生動物も生息する自然環境をそのまま生かした農園がマカイバリです。だからこそマカイバリ茶は、エネルギーに溢れた、飲むものに幸せをもたらす紅茶になっているんだと思います。それがマカイバリ茶の美味しさの秘密なんだと思います。自然との調和が大事だと思います。

マカイバリ茶を知った切っ掛け

マカイバリ茶は「食と暮らしの安全基金」というNPOの通販で初めて知りました。100g3000円もするとても高価な紅茶でした。そんな高級茶は、いったいそれはどんな味がするのだろう?と興味津々でした。
商品解説を読んでみると、シュタイナー農法にのっとった自然と調和した完全無農薬の自然農で作られたものと書いてあるではありませんか。その頃から、お茶は緑茶・紅茶を問わず有機、無農薬の物を選んでいましたが、シュタイナー農法なんて初めて聞きました。シュタイナーの思想に基づいた自然農業。それは是非とも飲んでみなければと。

届いたマカイバリ茶を早速飲んだ時は、ちょっと緊張しました。初めて飲むマカイバリ茶は、淡いオレンジの水色で、花のような高貴な香りが漂う紅茶でした。セカンドフラッシュでした。それまで飲んできた農園の判らないオーガニック・ダージリン茶とは全くの別物でした。今まで飲んでいた有機紅茶ってものはいったい何だったんだろうというくらいの驚きでした。それから私はマカイバリのファンになり、紅茶の産地、茶園にこだわるようになりました。

それまでは漠然と紅茶を飲んでいましたが、マカイバリで本当の美味しい紅茶に目覚めたのです。

マカイバリ茶など有機、無農薬栽培のお茶をお勧めする理由

実はお茶は、紅茶、緑茶問わず非情に大量の農薬、化学肥料を投入されて生産されています。一般に市販されている紅茶や緑茶を測定すると、実は心配なほどの「農薬のカクテル」が検出されています。スーパーマーケットで売っている商品なら、ほぼ100%でしょう。ですので、私はここだ!と信頼している農園の製品を購入しています。

リンク:お茶に農薬? インドからの報告 – 国際環境NGOグリーンピース

★お次は日本の緑茶はEUでは輸入禁止になるほどの残留農薬が検出されているお話。

リンク:日本人が知らない「お茶に潜む毒」の真実 | NEUT Magazine

どうです? お茶を飲むなら、何が混ざっているか判らないものより、生産者のはっきりした、安全なお茶を飲みたいですよね?


ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ

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