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知覧農園の和紅茶
和紅茶が秘かなブームになっています。私も全国各地の有機栽培、無農薬栽培の紅茶を取り寄せては楽しんでいます。探せば探すほど出てきます。でも飲むなら、有機栽培、無農薬栽培の和紅茶に限ります!(その理由は後半に)
今回は鹿児島県南九州市の知覧農園の紅茶を紹介します。
知覧農園は鹿児島県の薩摩半島の中央部の南九州市にある茶園です。
知覧農園は100年近い歴史を持つ茶園ですが、20年前から有機栽培に切り替えました。JASの有機認定も受けています。農園で使用している肥料は、自家製の発酵肥料のみ。農薬は一切使用しないで茶を栽培しています。「昆虫たちが守る茶畑です」
ウェブサイトを見て気がついたのですが、婿さんはどうやら外国人のようです。どこの国から来た人なのか、とても氣になります。次回お茶を注文するときに聞いて見たいと思っています。
その他詳細はウェブサイトに詳しく出ていますので、そちらをごらんになって下さい。下記にリンクを掲載しておきました。
知覧農園の和紅茶
これが知覧農園の紅茶のパッケージです。素朴で可愛いパッケージです。
茶葉は極く一般的なほそく細かい形状でした。いろいろ試した結果、蒸らし時間は3分が一番美味しく飲めると思います。
水色はとても濃い紅色がでます。和紅茶らしい色です。これぞ和紅茶といった趣です。
味はその濃い水色の通りで濃く、濃厚なコクと少し渋めの味が口に広がります。少し重い感じもこの紅茶の特徴だと思います。
ちょっと緑茶を濃く出した時のような渋味を感じるのは、やはり緑茶と同じ品種の茶樹でつくられた紅茶だからではないでしょうか。ですがインド等の紅茶と違いとても優しい感じがするのが和紅茶です。
渋味を強く感じると表現しましたが、インド茶などはいつまでも口に渋味が残るものがあります。ところがこの知覧農園の紅茶は、いつまでもしつこくその渋味が口にまとわりつくという事はありません。
口に含んだ時は渋味を感じますが、ところが喉を通るとその渋味が、すーっと消えてしまう、そんな飲み口の軽やかさがあります。コクが有りながら、しつこくない渋味、これがこの知覧農園の和紅茶の特徴だと思います。
知覧農園さんは、5,000円以上購入すると送料が無料になります。それ以下の購入金額でも本数に応じて、スマートレターやレターパック等、安い送料で送付してくださいます。
これまでいろんな茶園から購入してきていますが、特に九州の有機・無農薬栽培をしている茶園は、送料が高くならないように配慮してくれる所が多くあります。九州のお茶農家は優しく、親切な所が多いので、私は特にひいきにしています。
鹿児島県南九州市にある有機栽培専門の美味しいお茶屋【知覧農園】/農家直売 知覧茶
NHKで特集された「有機栽培」の知覧茶「知覧農園」公式サイト。美味しさだけでなく健康、環境に気を配った安心安全なお茶です。
↑ここから直接紅茶、緑茶、番茶を購入できます。
知覧農園以外にも安心して飲めるお茶が日本全国にはまだまだ沢山あります。これまで私が試してきたお茶を一覧にまとめていますので、参考にしてください。
リンク:日本各地の有機栽培茶、無農薬栽培茶を作るお茶農家さん
大手飲料メーカーに買い叩かれる日本の茶生産者
日本各地の多くの茶園では、茶葉がペットボトル飲料の大手メーカーに茶葉を買いたたかれているようです。
多くのお茶農家は規模拡大、省力化をどんどん進めたものの、残念な事に出来た茶葉はメーカーに買い叩かれるだけで、儲けの無い産業になってしまったわけです。
インドの茶園では未だに何百人もの茶摘み人が手で茶を摘んでいます。そして高価な紅茶として世界中に輸出されています。
日本では何ヘクタールもの茶園が、たった1人のおじさんが操作する機械で収穫されています。ところがインドと比べると儲けはわずか。どちらが産業として健全でしょうか?
農薬たっぷりの慣行農法の茶葉
紅茶、緑茶、ウーロン茶、原料はどれも同じ茶葉から作られます。醗酵などの工程で、それらのお茶を作り分けられるのです。そんな事で、日本では緑茶の品種を使った、和紅茶が生産されています。緑茶じゃ作れば作るほど忙しい割には儲けにならないので、高く売れる紅茶の生産に取り組んでいるわけです。和紅茶がブームと聞きますが、その影に悲しい事情が見え隠れしています
いろんな農園が紅茶を作っているからといって、紅茶好きの私は喜んでばかりもいられません。というのも慣行農法で育てられた茶葉は、農薬たっぷり、化学肥料たっぷりです。収穫された茶葉は洗浄しません。農薬を使えばそのまま茶葉に残ります。そんな茶葉で作った紅茶には、云うまでも無く残留農薬がたっぷり含まれている事は間違い無いでしょう。
しかも危険なネオニコチノイド系の農薬が何種類も検査すれば出てきます。どこのスーパーマーケットでもごく普通に売っている茶飲料、その全てからネオニコチノイド系農薬が何種類も検出されています。(下記の食品と暮らしの安全誌の記事参照)
ネオニコチノイド系農薬の危険性は、こちらのリンクの記事を読んで下さい。
日本茶が危ない!
ネオニコチノイド系の農薬。日本のお茶からの検出率は、国産茶葉79%・ペットボトル茶100%!
そんな事で私は、無農薬、もしくは有機栽培で作られた和紅茶だけを購入しています。しかも可能な限り、生産者から直接通販で購入しています。日本各地には、そういった有機農法、無農薬農法に取り組む生産者が点在しています。そういった農園を私は積極的に応援しています。
何故慣行農法の茶園では、大量の化学肥料を入れるのか?
お茶の品質評価に窒素の数字がとても重要視されているという事を聞きました。一般の茶園はそれゆえ、化学肥料を大量に投入して、でき上がった茶の窒素の数値を上げる事に懸命になっているそうです。
そうやって大量生産した茶葉が高値で売れればいいのですが、ペットボトルの飲料メーカーから買いたたかれていまいます。しかも農業団体が推奨する農薬だからと、危険性も何も考えずにどんどんネオニコチノイド系農薬が散布されます。それが市販のペットボトルや茶葉から検出されているのです。
こんな農業をやっていては、日本の農産物に未来が見えません。
だから有機農家を応援するという事は、日本の農業を守る、そして私達の食の安全を守る、私たちの子孫の命を守る事に繋がるのです。
国は国民を護りません。自分の身を、家族を守れるのは自分だけです。
正しい選択をしましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ