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知覧農園さんの有機緑茶「せごどん」
今回は、有機栽培、無農薬栽培でお茶作りに取り組んでいる、鹿児島県南九州市知覧町の知覧農園さんのお茶を取り寄せて頂いてみました。
知覧農園さんは有機栽培20年。化学肥料、化学農薬を使用せずにお茶の栽培に取り組んでいる農園です。
今回取り寄せたのは、有機荒仕上げ茶、その名も「せごどん茶」です。価格は100gで800円ですから格安です。もう名前から薩摩感満載のお茶です。この茶園のお茶を選んでいる時に、真っ先に選んだのがこのお茶。思わず手に取ってしまう名前のお茶です
「せごどん茶」の特徴は、荒茶をそのまま火入れして仕上げただけのシンプルなお茶です。選別や整形などをしていないそうですので、葉、粉、茎がそのまま入っています。せごどんだけに、カッコ付けの為の見てくれを調えるなんて事はしない、味だけで勝負のお茶です。アイキャッチの画像の通り、パッケージも素朴でなんだか可愛らしい。
農園のサイトです。ここから直接お茶を購入できます。
鹿児島県南九州市にある有機栽培専門の美味しいお茶屋【知覧農園】/農家直売 知覧茶
NHKで特集された「有機栽培」の知覧茶「知覧農園」公式サイト。美味しさだけでなく健康、環境に気を配った安心安全なお茶です。
リンク:「荒茶とは」煎茶の製造工程 荒茶工程|お茶ができるまで|お茶百科
せごどん茶はなんとも懐かしい味
「せごどん茶」を口に含んだ時にまず思うのは、子供の時に飲んだ、苦く、コクのあるお茶の味です。「せごどん茶」とつけただけあって、爽快な香りと、とても豪快な味わいが楽しめます。茶園の宣伝通り、茶柱が良く立つまこと縁起のいいお茶です。
荒茶をそのまま仕上げた為なのか、カフェインが多いようで、このお茶を飲むと頭がとてもシャキッとします。1日の始まりにとてもぴったりのお茶だと思います。朝から茶柱。なんだかやる気が起きます。
ネットでいろいろなお茶を手軽に楽しめるこの時代。有機だ、無農薬だといっても、何処の誰が作ったものか判らない、複雑な流通に乗って販売されているそういうオーガニック茶には不安を覚えます。
ネットで調べれば、こうした生産者が直接販売しているお茶が多数見つかります。こういったお茶は何といっても、生産者の顔の見えるお茶。やはり安心感が違います。そして何といっても、こんな安全なお茶がとても安い価格で買うことが出来ます。
こうしていろいろな茶園を探して、一つ一つ試してみるのも、お茶の楽しみ方ですよ。
緑茶が世界中で注目されていますが……
世界中で緑茶が注目されているそうです。緑茶がもつ抗酸化作用、カテキンがもつ抗インフルエンザ作用、その他豊富なミネラルなどが健康に良いと云う事で、緑茶を飲む人が増えているそうです。
緑茶と云えば日本。日本食のみならず、日本茶も世界の注目を浴び、日本の茶農家は世界に向けて輸出を伸ばしているかと思いきや、事態は逆になっています。日本の緩い農薬規制が足かせになり、特にヨーロッパでは日本の緑茶の残留農薬が問題になっており、輸入が認可されない事態が多発しているようです。日本の緑茶を検査すると、ヨーロッパの農薬規制値を遥かに超える濃度が検出されるんだそうです。
ところが、その同じ緑茶が、日本中で何処のスーパーマーケットでも普通に売られています。日本人はそんな、海外に輸出出来ないような農薬まみれの緑茶を日々飲んでいます。それではせっかくの効能が台無しどころか、そんなお茶を飲めば飲むほど健康に害があると私は考えています。
そんな事から、お茶の飲むのなら、有機栽培、無農薬栽培のお茶にすべきなのです。
リンク:日本人が知らない「お茶に潜む毒」の真実 | NEUT Magazine
ここまで読んで頂きありがとうございました。記事をシェアしていただけたら有難いです。 東倉カララ