天気の急変、低気圧でおきる頭痛にはこの方法！　私の頭痛対処法4

これまでいくつか頭痛の対処法を書いてきましたが、今回が1番手軽な方法かも知れません。

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天気の変わり目に頭痛がおきる

私は子どものころから片頭痛に悩まされてきました。特に天気の変わり目、雨や雪が降る前と云うのは頭痛が起きやすい時です。きっと急激な気圧の変化が、良くないのでしょう。天気の変わり目になると、頭が酷く重く感じ、そしてとても強い眠気を感じます。それは私の頭痛の前兆現象です。

気圧の急激な低下には耳揉みで対処

そんな頭痛の前兆信号を感じたら、簡単にすぐに実行出来る方法があります。「耳もみ」です。

まず耳たぶのあたりから耳の真ん中あたりかけてを、ゆっくりと丁寧にもんでゆきます。揉み方としては、人さし指と親指で耳をつまみ、優しく、ゆっくりと丁寧に揉んでゆきます。

そうやって揉んでゆくと、凝って痛い部分がを見つける事があります。そういうところは特に丁寧に、念入りにもいほぐして行きます。更に耳の真ん中から上部を同じように続けてもんでゆきます。

耳を揉んだら、次は優しく耳を引っ張ります。まずは耳たぶを下方に優しく引っ張ります。ゆっくりと痛氣持ち良い程度の力でひっぱります。長くても10秒程度で良いと思います。それから今度は耳の中央を外側に向けて引っ張ります。最後に耳の上部を上に向かって引っ張ります。それを数度繰り返します。

やる事はただこれだけです。耳をもみ、耳を引っ張るだけです。たったこれだけの事で、その後にやってくるズキズキがずいぶんと軽減される事があります。

この耳もみで大事な事は、力を入れて無理に揉んだり、痛過ぎるほど引っ張ら無い事です。優しく痛氣持ち良い程度に止めておいて下さい。1度にだいたい3〜5分程度実行すれば良いと思います。

耳もみが何故頭痛を軽減させるのか

耳をもんでいると、血流が改善されてくるのがわかります。だんだんと体がぽかぽかとしてくるのが不思議です。私がこの方法を知ったのは、北海道放送の人気ラジオ番組、「朝刊桜井」水曜日の名物コーナー、「ドクター丸山の病気なんてぶっとばせ！」を聞いていたからです。

ドクター丸山とは、札幌在住の医師・丸山淳士先生の事で、いつも豪快に笑うおじいちゃん先生です。先生の声を聞いているだけで何だか元気が涌いてくるので、毎週楽しみに聞いていました。ある日の放送で視聴者から質問がありました。「天気の変わり目に頭痛が起きるのですが、どうしたら良いのでしょうか？」と。それに対する丸山先生の回答はこんな内容でした。

耳をもんだり引っ張ったりすれば、自律神経が刺激され、頭部の血液の循環が促進されます。人の体で普段触りもしない部分を、脳はだんだんと無視しがちになります。脳が無視すると言う事は、その部分の血流が悪くなってしまいます。なので、もむ事により脳が耳を意識し出し、血液の流れをよくするように指示を出します。だからもめば血流が良くなるという事です。

人間の体は普段は気圧の高い状態に合せて設計されていますが、低気圧になると血管が、体が、膨張するそうです。体が膨張すればその分血圧が下がる為、全身の血液の循環が低下してしまいます。そんな時に耳もみをすれば、血液が増え、頭痛を軽減させる事になると言う話しでした。

片頭痛が起きる仕組みの一つに、頭の中の血管の膨張という説も聞いた事があります。低気圧になれば血管は膨張するので、片頭痛が起きやすいと云うのは納得の説明です。

耳にはツボが110個もあるそうです

耳には沢山のツボが集中しています。頭痛・肩凝りにとても効果のあるツボもあります。耳たぶの下部には目に関係したツボがあります。耳たぶの一寸上のほうには頭痛に良いツボがあります。そして耳の中ごろには肩凝りに良いツボがあります。なので耳もみをするだけで、これらのツボも同時に刺激する事になるので、より頭痛が軽減されるのでは無いでしょうか。

私の拙いイラストを参照して欲しいのですが、耳の上部の窪んだところに神門と云うツボがあります。ここは痛み全般に良いツボだと聞いています。精神の安定にも良いと云われています。合せて力を入れず押してみて下さい。

大抵の頭痛持ちは、酷い肩凝り、首の凝りを持っているようです。私もそうです。片頭痛と首肩緊張型の混合の頭痛持ちです。なので、耳をもめばそれらのツボも同時に刺激する事になるので、一石二鳥です。