天の紅茶・サヤマカオリ

熊本のあまたま農園さんの和紅茶・サヤマカオリ 香、味、最高です!

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こんな時だからこそ紅茶で一服


毎年3月は勤め先の仕事が忙しく、とても嫌になります。今月に入ってから、これが初めての更新です。さらにコロナ騒動はどんどん大きくなるばかりで、ちっとも穏やかな氣持ちになれそうもありません。

こんな日々こそ美味しい極上の紅茶でも飲んで、一時でも落ち着いた時間を作ってはいかがですか? 今回は熊本県のあまたま農園(天野さん)さんの紅茶を紹介いたします。

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あまたま農園さんの極上紅茶「サヤマカオリ」

天の製茶園の和紅茶 サヤマカオリ
茶葉です


あまたま農園(天の製茶園)さんの和紅茶は以前にも取り上げました。その時紹介したのは「天の上紅茶」という、焙煎香が良い香りの個性的な紅茶でした。
今回はあまたま農園さんの別の紅茶、サヤマカオリを紹介いたします。

サヤマカオリは、「さやまかおり」と名付けられた茶樹を100%使用して作られた和紅茶です。もちろん天野さんの紅茶ですから、無農薬、無化学肥料栽培の、おいしいうえに、なおかつ安全な紅茶です。天野さんの説明によると、「サヤマカオリ」は浅めに発酵させているとの事です。浅い発酵ですから、カフェインも多く含まれています。少し緑茶の風味も感じられる、和紅茶らしい味わいの紅茶だと云えます。

茶袋を開封すると、袋からふんわりとした花のような優しい香りが漂います。ラベル通りの、小花の様な慎み深く良い薫りの茶葉です。早速お茶をたててみます。茶葉は大きめですので5分間蒸らしで頂いて見る事にしました。

天の製茶園 サヤマカオリ

水色はご覧の通り、やや濃いめの澄んだオレンジ色です。カップからより強く芳醇な香りが漂ってきます。まさに小花のような香です。一口口に含むと、口当たりがよく、とても爽やかな紅茶だと云う事が分かります。

やはり和紅茶らしく苦味やエグミは少なく、とてもさっぱりとした味わいが素敵です。それでいてとてもコクを感じます。味も香りも、自己主張が強く無いのがとても日本的に思えます。それでいてほのかに漂う小花のような香が、とても優雅な気分にさせられます。

小花のような可憐な薫りの紅茶

私は実はこれまで天のさんのスタンダードと上紅茶だけしか飲んでいませんでした。サヤマカオリは茶葉が違うだけで、他の紅茶とそう代わらないだろうと、高をくくって、サヤマカオリは試していなかったのです。こんなに香の良い、素晴らしい紅茶がある事に今まで氣がついていませんでした。迂闊でした。

初めて和香茶を飲まれる方が、サヤマカオリを試されたのなら、その香と味の良さに驚くでしょう。インドやスリランカの紅茶の渋味やエグミが苦手な人も、これならすんなりと受け入れられると思います。とても後味がすっきりしているのもお勧めの点です。紅茶好きも、そうでない方も楽しめるのが、このサヤマカオリだと思います。

これまでいろいろな産地の、無農薬、有機栽培を試してきましたが、私の中のNo1はこの天野さんのサヤマカオリです(と言いながら茶空民さんの紅茶も同じぐらいに好きです。優劣付けられません)。

天の製茶園サヤマカオリとヴィーガンケーキ
天の製茶園 天の紅茶(サヤマカオリ)(30g)

★あまたま農園さんのサイト こちらのサイトでお茶各種を購入する事が出来ますが、サヤマカオリは2020年3月20日現在品切れになっていました。

茶樹、サヤマカオリについて

お茶の樹の品種としてよく知られているのはヤブキタですが、それ以外にも沢山の品種があります。天のさんのサヤマカオリに使われている茶樹は、サヤマカオリと云う品種名です。名前から分かる通り、埼玉県狭山市の試験場で誕生した品種です。サヤマカオリが生まれたのは1958年。自然交配して出来た茶樹の中から選ばれたものです。耐寒性が強く、ヤブキタに似た濃い香が特徴です。サヤマカオリはカテキンが多い品種で、苦味が強めです。現在も狭山周辺で多く栽培されているそうです。

参照:
オリーブオイルをひとまわし
おいしい日本茶の入れ方com


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